ただずっと、君だけを。




「圭、すごいヘンガオ!イケメンが台なし!」


「咲良だってブスだな!」


クレープを食べ終わると私と圭は圭の家へ。


懐かしいプリクラを私は圭と見る。


「一年の時、みんなで撮ったやつだ!懐かしいな。」


「ああ。咲良が後ろの列で俺が前の列か。遠いな。」


「変な感じだよね。」


今はいつも圭と私は隣同士。


友達の時はこんなに遠かったんだね。


「俺と咲良…普通に友達だったよな。」


「うん。私も圭が好きって気付いたのは…二年だったから。」


「咲良、鈍感だもんな。」


「うん…」


「俺は出会ってすぐだな。咲良が好きだって分かったの。」


「…え…」


「色々あったな。咲良と離れた事もあったな。」


「うん…」


辛かった事も今では
懐かしい思い出。


「今はすっげー幸せな時間だな。」


「うん。圭といると何だか暖かいな。」


私が言うと圭は笑う。