ただずっと、君だけを。



「は、はい…」


うん、頑張ろう!!


「さくちゃん。」


「ん?」


私は圭を見る。


すると


圭はいきなり後ろから私を抱きしめる。


「どうしたの?圭…」


「寂しくなっただけ。」


「へ?」


寂しい…?


「あっという間だな。」


「…え…」


「あと二ヶ月だもんな。」


圭が行くの…


春が近づく。


「うん。」


あっという間…

寂しいよ、本当は…


寂しい…


「咲良。」


圭は私の身体を離す。


「ん?」


私は圭を見る。


すると


圭はいきなり私にキス。


何か…いつもより激しい?


「…け、圭?」


キスが終わると私の顔はかなり熱くなる。


「わ、悪い…」


「い、いいよ…」



ドキドキが止まらない…