ただずっと、君だけを。




圭は私を優しく抱きしめる。


「圭、明日は初詣も行こうね。」


「え?今日もお参り行ったのに。」


「だめ。それに、美味しいもんいっぱいだよ?」


「はいはい。母さん達は午後来るし、大丈夫な。」


「あ、うん…」


やっぱ緊張…


圭の気持ちが今になってよく分かる…


「大丈夫だって。」


「圭に言われましても…」


「何だと?」


「さっきまで緊張しまくりだったじゃん!」


「あ、あれは…」


「でも、私も頑張るね。」


「ああ。頑張れよ。」


圭は私の頭を撫で、言う。


圭が大好き。



だから


ちゃんと頑張ろう。


圭とずっと一緒にいる将来の為に。



遠距離になんか負けない。




大丈夫だと信じてる。



圭と抱き合って眠るとすごく安心して眠れた。


やっぱり


私は圭が1番なんだな…