「咲良、明日は俺の家…来れるか?」


お風呂から上がると圭が私に聞く。


「あ、うん!何で?」


「俺もちゃんと会わせたいし。」


……え……


「圭…」


「大丈夫だ、咲良。」


「う、うん。」


けど、

緊張はするなぁ…


でも

圭の両親だもん……



ちゃんと認めてもらいたい、私も。





「ふぅ…」


お風呂から上がると私は自分の部屋へ。


…あ…


「圭ー!!」


圭、寝てるし…


「んー…」


「起きて?」


「いや、咲良のお母さんにここで寝ろって言われて…」


圭は起きると寝ぼけながら言う。


お、お母さんに!?


「何考えてんだか…」


そういうの気にしないんだなぁ…


けど、


私も布団に入る。


「暖かい!!」


「ああ。」


落ち着くなぁ…