ただずっと、君だけを。




だけど


「ここで色々あったよな、咲良。」


圭が言う。


「うん…」


「一年の時は二人でココア飲みながら寒がりながら語って、二年では咲良が熱出しながらもここで咲良をずっと避けてた俺を待っててくれた。」


「うん。」


二年の時は圭が来てくれた時、すごく嬉しくて…


泣いちゃったんだよね。


「俺、こんなに好きになったの…咲良が初めてだな。」


「私もだよ。圭といると1番安心するんだ。」


暖かいんだよ、圭は。


「咲良。」


圭は私にいきなりキス。


長く深い。


私は圭の服の裾を掴む。

年が明けたと同時に別れが近付く。


寂しい分だけ、圭に甘えちゃうみたいだ。


だめな私。


でも今だけは。


「咲良…」


キスが終わると圭は私を抱きしめる。



1番落ち着く。


圭にこうしてもらうと。