寂しいけど辛いけど…
大丈夫。
行かないでなんて
絶対言わない。
自分の気持ちを抑える。
だけど
「やだ。」
圭が私をいきなり抱きしめる。
「圭…?」
「咲良と離れたくない。」
圭の切ない声。
「圭は…行かなきゃ。離れても気持ちは一緒だよ?」
繋がってると私は信じてるんだ。
辛いけど…
「咲良…」
「大丈夫…。」
そう言いながらも涙は私の頬を伝う。
「大学卒業したら…戻る。」
圭が言う。
「え?」
「咲良と結婚したい。で、もう離れないようにずっと…側に。」
離れても大丈夫。
君の言葉があるから。
それでいいんだよ。
それが私達が幸せになる為の道。
「うん…」
圭も泣いてる。
でもこれは悲しい別れじゃないから…
堪えなきゃ。


