「ん…美味い!」


「ありがとう!」


夕飯を作ると圭に食べさせる。


「咲良は食わねぇの?」


「私は家で食べるから。圭が食べ終わったら片付けて帰るね?」


「あ、大丈夫。片付けは俺やるし。もうこんな時間だけど…大丈夫か?」


「いいの。ギリギリまで圭といたいんだもん…」


私が言うと圭は笑う。


「そ、そんな可愛い事言うなよな。」


「圭、顔赤いよ?」


「なっ…」


圭といるこの時間が大切で本当に大好きで…


今日は本当に幸せだ。


圭といっぱい…触れ合ったからかな?


ドキドキはいつもより本当にやばいし…


愛されてると強く感じた。




「今日はありがとうな。」


「へ?」


片付けが終わると私と圭は家を出て、駅まで一緒に歩いた。


「咲良、すっげー可愛かったな。」


「い、言わないで!」


思い出したら顔熱くなるし…