ただずっと、君だけを。





「お、お邪魔します…」


私は圭の家に上がる。


やっぱり意識…


「あ、咲良は今日…何時までいられる?」


…あ…


「7時くらいかな?あ、でも夕飯は作ってく。ちゃんと食べてる?」


「あー…最近はテスト勉強で弁当とか…」


「だめだよ?ちゃんと食べないと。」


私が言うと圭は笑う。


「はーい。」


やっぱり一人暮らしな圭は心配。


大丈夫かな…





「咲良。」


私は呼ばれると圭を見る。


すると


圭は私の唇を奪う。


久しぶりの圭のキス…

夢中になる。


だけど…


だんだん激しくなる。


「け、圭?」


キスが終わると私は圭を見つめる。


何か熱い…


「悪い。我慢してたから。」


圭が言う。


圭…


私は圭に抱きつく。


「ん?咲良?俺、限界なんですけど?」


「いいよ。」


「え?」