今日で最後か。

寂しいなぁ…




「夕飯まで時間あるし。シャワー浴びてきなよ。」


彩夏が言う。


「あ、そうだね。」


「九条のとこ行かないの?」


「い、いいのっ。」


「あはは、顔赤い。」


彩夏ってばー。


「し、シャワー浴びて来るっ。」


もお!!



だけど


「着替えないじゃん!」


もう脱いだという時に私は気が付く。


「仕方ない…」


私はタオルを巻き、脱衣所を出る。


「着替え、着替…」


「さ、咲良!?」


はわっ…


「け、圭!!」


私は着替えを取ると慌てて脱衣所へ。


なーぜー?


顔が熱く、私は混乱状態。


「わ、悪い。木下に呼ばれてよ。」


圭の声がドア越しに伝わる。


あ、彩夏〜!!

バッドタイミング…


「そ、そっか…」


や、やばー…


確実、圭に見られた…