「美里やみんなに謝るよ、森川さん。」


中西さんが私に言う。


「うん!!私もついて行く。」


「ありがとう…」




私と中西さんは朝食のホールへ戻る。


そして


中西さんは美里やみんなに謝り、一件落着。


携帯の男子のアドレスも全て消去したらしい。


そして


「咲良っ…後で部屋…遊びに行くね!」


「うん、実和。」


私は中西さん…じゃないや、実和と友達になれそうだ。


圭の事は実和はまだ好きだけど…


大丈夫って分かった。


新しい恋を探すと
言ってたからな…


頑張れ、実和。



「さくちゃん、正義感あるなぁ。俺、あんな怒る女子達の中入れないわ。」


川瀬君が私に言う。


「ああいうの見てるとほっとけなくて…」


「さすが、咲良。」


圭は笑って私に言う。


圭……