ただずっと、君だけを。




「離れないよ、咲良。でも…素直な咲良、好きだよ。」


……え……


圭は私を抱きしめ言う。


「圭…」


「これからは素直でな。不安になりたくないからさ。」


圭……


「うん…。」


「咲良…」


「ん?」


圭は私のおでこにキス。


「おやすみ…」


「お、おやすみ…」


好きが止まらないよ。


いつだって私は
圭だけです…。









――翌朝。


「お、美味しくできたかな?」


私は早起きして朝食作り。


今日は目玉焼きにトーストにサラダ。


サラダはドレッシングがないので作りかけてみた。


「圭、こういうの好きかなぁ…」


すると


――ギュッ


「おはよ、咲良。」


圭は私を後ろから抱きしめ言う。


――ドキッ


「お、おはよ。」


はわぁ…朝から圭っ…