「これで許してくれますか?」
私は顔を熱くさせながら圭に聞く。
すると
「さ、咲良…」
圭の顔は真っ赤。
「え?圭…」
「あんまりにもいきなり積極的だったから…」
「だって…圭を安心させたかったから。だめ…?」
私は圭を見つめ聞く。
「なっ…」
「圭?」
「俺だってドキドキするし…理性やばい時あんだよ…」
圭は膝をかかえ言う。
圭…
「ご、ごめんね?でも…私もたまには積極的にならないとなぁって…」
私は圭の服の裾を掴み、言う。
「咲良…」
「でも…やっぱ私、初めてだから…だめだったかな…」
「い、いや。」
うぅ…
意識しすぎてだめだぁ…
「ど、どっか回ろうぜ。」
「う、うん…」
二人で意識しまくり…
でも
圭も私と同じだって思ったら安心した。
このドキドキは私だけじゃないんだって…


