圭の言葉がずっと
頭から離れてない。


さっきの先輩の言葉を
忘れちゃうくらい…



圭の言葉に安心した。


そして
抱きしめてくれる圭の暖かい温もり、匂いに安心する。



大好きなんだよ。






「咲良。」


「ん?」


圭は私の身体を離し、見つめる。


そして


深いキスを私にした。


圭のキスはやはり
慣れなくて…


ドキドキは本当に
半端じゃないの。


気が付いたら夢中になってて。


きっと


上手いとかじゃなくて
圭が本当に大好きだから。


特別…だからだよ。



「そろそろ…教室戻るか。」


キスが終わると圭が言う。


「あ、うん…」


教室…戻るのか。


だけど


「続きはまた後でな。」


圭は笑って言う。


……え……


つ、続き?


やばいよ、圭さん…