――翌日。
今日は髪を巻いてみた。
圭から貰ったシュシュは腕につける。
ドキドキだなぁ…
私は電車で圭が乗ってくるのを待つ。
すると
「咲良。」
圭が乗ってきた。
「お、おはよう…」
「おはよ、咲良。」
今日も圭キラキラしてるなぁ…
「咲良、髪型変えた?」
圭は私に聞く。
「あ、うん。巻いてみた。」
「可愛いな。」
圭が言う。
――ドキッ
「あ、ありがと…」
「今日は咲良、守らないとな…ちゃんと。」
「へ?」
「昨日だって咲良、男子に見られまくりだったろ?」
「…へ?」
「見られたくないんだけどな。」
圭…
「圭って独占欲強いんだ…」
「当たり前。咲良は俺のだし。強いと嫌か?」
お、俺の…。
「う、嬉しいよっ。」
私が言うと圭は笑う。
やっぱドキドキだな…


