ただずっと、君だけを。



最初はやっぱり
緊張して上手く行かない


だけど


頑張らなきゃな、私。


圭の彼女なんだもん…



私もドキドキしながらも眠った。




だけど


「…ん…」


「おはよ、咲良さん。」


目覚めると目の前には圭。


「け、圭…」


「もう7時だぞ?」


「え!?」


お母さんに怒られる!?


「気持ちよく爆睡してた…」


私が言うと圭は笑う。


「寝言よく言うのな、咲良は。」


寝言?


「な、何て言ってた!?」


「内緒。」


「教えてよー。」


「やーだ。」


あー…帰りたくないな。


明日も会えるけどね…


「咲良、送るよ。駅まで。」


「う、うん…」


それに
圭は…一人だし…


「咲良、そんな顔すんな。俺、離せなくなるよ?」


圭が言う。


圭……