ただずっと、君だけを。




「咲良、顔真っ赤…」


キスが終わると圭は私の頬に触れ言う。


「だ、だって…」


初めて…だから。


「咲良とずっとこうしたかった。」


圭は私を真っ直ぐ見つめ言う。


圭……


「わ、私も…」


私が言うと圭は笑う。


「寝るか。」


「へ?」


「文化祭で疲れただろ?」


「そ、そうだね…」


圭はベッドに先に入る。


や、やっぱり緊張だよ…


「咲良?」


圭は私を見る。


はわわ…


私は恐る恐る圭のベッドの中へ。


すると


「大丈夫だって。何もしないから。」


圭が笑って言う。


「う、うん。」


でも

ドキドキだよ…


だけど


「……あ……」


圭、もう寝ちゃった…


疲れたんだね。


私は圭の髪に触れる。


寝顔可愛い…


圭がこんなにも愛しい。