……え……
「圭…」
「気持ち、止められなくなった。」
…え…
「圭…」
そんな事言われたら私…
――ギュッ
「え?咲良?」
私は圭に抱きつく。
「こうしたくなった。だめ…?」
ドキドキだけど素直に積極的に行かなきゃ。
私達がすぐに上手く行かなかったのはお互いの気持ちが伝わらなかったから。
だから…
「可愛い奴。」
圭は私を抱きしめる。
もう
離れるのはやだよ。
やっぱり圭といたい
ずっとずっと…
「咲良、家来る?」
「へ?」
「今日は咲良ともう少しいたい。だめか?」
「う、うん…」
私が言うと圭は笑った。
待てよ…
圭の家!?
二人っきりだよね…。
かなりドキドキだよ!?
圭と一緒に
もう少しいたいけど…


