「よし、もう一回行くぞ。」
「あ、うん!頑張るよ!」
圭と私は掛け声をしながらやる。
テンポが大事だもんね…
私は圭と走る。
だけど
なかなか上手く走れず…
「ご、ごめんね…」
私は転んでばっか。
「一緒に掛け声して、結び方変えたら変わるかもな。」
圭が言う。
「あ、うん…」
難しいなぁ…二人三脚…
だけど
頑張らなきゃ…
「よし、結び方変えたし…行くぞ?俺に合わせろ。」
「う、うん!」
私は圭に掛け声と足を出すタイミングを合わせる。
すると
……あ……
「九条と森川、息ぴったり!」
担任が練習する私達に言う。
……え……
「俺らは最強だからな!アンカーは任せろよ。」
圭が笑って言う。
最強…


