そんなある日、姫成の職場で洋服のデザインコンテストが行われることになった。


この職場でも、初めての試みだった。


そこで姫成も、応募するコトにした。



締め切りまで、わずか1ヶ月。


姫成は仕事が終わってから、寝る時間を惜しんで考えた。



姫成は洋服が大好きで、昔デザイナーにも憧れていたのだ。



もちろん、デザインしたものをカタチにしなければならない為、制作に励んだのだ。