そんな頃、瑠奈が担当した患者が亡くなった。

そのコトで改めて感じた。



少しでも、病気などで苦しんでいるヒトの力になって元気で退院して行って欲しい。


そんな思いで看護士になる夢を叶えたが、どこかで分かっていたはずだった。



元気で退院して行く患者ばかりではないコト。






分かっていたはずだった。


だけど、この仕事に対して自信をなくしていた。