夜になり、瑠奈も駆けつけた。


瑠奈のコトもちゃんと分かる。
そのほかのコトも全て覚えているのに、悠貴の記憶だけスッポリと抜け落ちてた。






それから数日が経った。




眠っている間、姫成は夢を見ていたコトを話した。




その夢の中で姫成は、優しそうなお母さんとお父さんに手を引かれ幸せそうに歩いていたとか。




姫成はその夢の中で、ユメを叶えたのかも知れない...。