喘息の発作が起きたときのことだった。
毎晩ばあちゃんの横で寝ていたから
いつもばあちゃんが背中を撫でてくれていた。
苦しいはずなのに
不思議とどんな薬よりも効いた感覚だった。
寝ないで看病してくれていたっけ…
葵:
『なんで来てくれなかったのさ!!!』
幼稚園の頃だ。
発表会に両親が来れなかったときがあった。
それで、ふてくされているおれだ。
ばあちゃんも忙しくて帰る時間帯に迎えに来てくれた。
幼稚園の中に間に合って来るもんだと思っていたけど
結局終ってから来たことに怒っている。
泣きながらおれは、怒っている。
その時のばあちゃんは悲しい顔していたっけ…
毎晩ばあちゃんの横で寝ていたから
いつもばあちゃんが背中を撫でてくれていた。
苦しいはずなのに
不思議とどんな薬よりも効いた感覚だった。
寝ないで看病してくれていたっけ…
葵:
『なんで来てくれなかったのさ!!!』
幼稚園の頃だ。
発表会に両親が来れなかったときがあった。
それで、ふてくされているおれだ。
ばあちゃんも忙しくて帰る時間帯に迎えに来てくれた。
幼稚園の中に間に合って来るもんだと思っていたけど
結局終ってから来たことに怒っている。
泣きながらおれは、怒っている。
その時のばあちゃんは悲しい顔していたっけ…


