ハナミズキ~先に去ったあいつへ~

気付いたら朝になっていた。。。
時刻は朝の4時半…
鳥の鳴き声は…聞こえず。
ただ、日の光がちょっとずつ射し込んでいたっけ。

『そういえば…のどが渇いたな。』

階段を下りて、居間に入りキッチンの冷蔵庫で
お茶をがぶ飲みした後、
階段でまた、二階へ行こうとしたとき電気がついているのを発見した。

『あれ?』

電気がついていたのはばあちゃんの部屋だった。
部屋の扉は閉まってはいたが光が漏れていた。