ハナミズキ~先に去ったあいつへ~

試験日当日。

この緊張といったらなかったと思う。

それよりも何も寒い。

会場内は暖房をガンガン入れており、さらに、ストーブも焚いていた。

最初に試験の説明が行われその後球形を挟んで試験の開始だった。

試験開始のため、配布されてくる問題用紙と解答用紙を後ろの席に配る。

でも、後ろの席は一つ空いていた。

ポツンと空いていた。

午前・午後にに渡り試験は終了した。

思ったより出来は良かったと感じていた。

みんなの反応もまずまずだった。

だれかが言っていた。

「葵の後ろの席って空席じゃなかったっけ?」

葵:
「そうだよ…なんで?」

「だれか座っていたように見えたけど…」