タクシーが〇〇大学病院に到着した。

四人はタクシーから降りて
病院の中に入った。

やはり日曜日の病院のため、
外来には人がほとんどいなく、
警備員が一人立っているくらいだった。

おれらは、受付の前で待っていた。

ゆうが広夢の兄貴に連絡をとっている。

ゆう:
「今着いたんですけど…
はい…
はい…
わかりました。待っています」

しばらく受付で待つことになった。

四人とも何も話さない。
話せなかったんだと思う。

みんな怖かったんだよね。