やっちが留年決まったときおれもまた泣いてしまった。

最近涙もろいんだろうか…

あいつも、おれより頭が良いくせに本当に要領が悪いからな…

たしか、夕方で辺りは真っ暗だったんだ。

留年が決まるかもしれないって聞いておれは気が気じゃなかった。

そして、先生達からの答えが出てやっちが話を聞いた。

おれは、外で待っていてやっちがでてきたかと思ったら、やっちは何も言わずにすれ違って行ったね。

口では言わなかったけど、それぐらいショックだったはずだよね。

何も声かけてあげられなくてごめんね。