公園へ向かうと修平はまだ来ていないようで咲はベンチに腰掛け修平を待った。




『咲ちゃ~ん』




声のほうを向くと修平は走ってきた。




『ごめん 俺から呼んどいて…… 待った?』




「さっき来たとこ」




『そっかぁ』




息をきらしながら言う修平。




「それで…… 話って?」




咲は修平の息が落ち着くのを待ってきりだした。




『おぉ そのさ……』




「うん」




『俺とさ………』




「うん」




『だからその……… 俺とつき……』




「……何?」




『俺と俺とつき合ってください!! 俺の彼女になってください!!』




修平は思い切り頭を下げ言った。




「えっ!?」




『俺 入学式の時からずっと咲ちゃんが気になってた!! だけどなかなか言えなくて……… あ~ごめん やっぱ無理だよな合う事にした。




『やったぁ!!』




両手でガッツポーズをし喜ぶ修平。




「そんな喜ばなくてもよくない?」




『だってまじ嬉しいんだもん!! 咲ちゃん あっ いや 咲 これからよろしくな』




「うん」




呼び捨てに照れながらも咲は頷いた。




『あっ 修平くんはなしな』




「じゃあしゅうちゃんは?」




『しゅうちゃんかよ 何か照れる 笑 まぁ咲ならいいよ』




「うん しゅうちゃん よろしくね」




『おぉ てかあんまり遅くなると咲怒られても困るからまた明日学校でな』




「うん」




『気をつけて帰れよ?』




「しゅうちゃんもね」




そして2人は手を振り別れた。