翌朝、愛を見送りに行った。




泣きじゃくる愛と咲。
それを優しく見守る修平。




『咲ちゃん 修平くん これからも愛の友達でいてあげてね』




[はい]




『じゃあ 愛 行くわよ』




『うん…… じゃあまたね』




「うん 元気でね」




『ありがと』




『これからもずっとダチだからな』




『うん じゃあ行くね』




そして愛は車に乗り顔を出した。




そして車は動きだし愛は手を振り続けた。




咲も修平も車が見えなくなるまで手を振った。




「行っちゃったね……」




『あぁ…… てかそんな泣くなって 泣くなら俺の胸かしてやる』




修平は咲を優しく抱きしめ頭を撫でた。




「だってぇ」




『死んだ訳じゃないんだからすぐ会えるって』




「そうだよね すぐ会えるよね」




『あぁ じゃあここにいてもなんだから帰るか?』




「そうだね」




そして2人はそれぞれの家へ帰った




そしてその後の夏休みも合間をぬっては2人で遊んだりし夏休みは終わっていった。