『愛ちゃん あったよ』




『ありがとう どこにあったの?』




『………ゴミ捨て場…… てか誰だよ!? 誰があんなとこに持ってたんだよ!?』




修平は怒鳴るように言う。




『河野? お前か?』




修平は河野の胸ぐらを掴み言った。




『ちょっと止めてよ!! 女に暴力振るうわけ? 最悪~ てか私、知らないし』




『じゃあ誰だよ?』




『修平くん あったんだし、もういいよ?』




『だけど……』




『いいの……』




「愛ちゃん……」




そんな事をしていると授業になる。




修平は渋々席に着いた。