そして、お昼。




いつものように屋上へ行く。




3人にとって唯一、授業から解放されてゆったり出来る場所となっていた。




『教室もどりたくねぇ』




『愛も』




「私も」




『バックレちゃう?』




修平がニカッと笑い言う。




「でも、また親に告げ口されるよ?」




『だよな~ しゃあねぇからバックレはお預けだな』




修平は遠く空を見上げ言った。




「じゃあしょうがないから戻ろ」




『だな』




私達は教室へと戻った。