『なんかカッコいいね』




目を輝かせながら陸上の様子を見る愛。




「うん カッコいいね」




『よし!! 私、陸上にした!!』




「うん 愛らしいね 私は吹奏楽だ!!」




『うん 部活も決まったし青春しようね♪』




満面の笑みで言う愛。




「うん 青春しよ!!」




咲も笑顔で答えた。




『咲ちゃ~ん 愛ちゃ~ん』




修平が名前を呼びながら走ってきた。





『部活決まった? 俺はやっぱサッカー!!』




『愛は陸上!!』




「私は吹奏楽」




『おし 部活楽しむぞ!! 青春ライフするぞ!!』




[プッ]




咲と愛は笑った。




『何がおかしいんだよ?』




『さっき愛も似たような事言ったの 笑』




『そうなのか? とりあえず青春楽しもうな』




咲と愛の頭をクシャクシャと撫でながら言う。




[うん!!]




『じゃあ帰るぞ~ っても俺、逆方向だけどな 笑』




ニカッと笑い言う修平。




『じゃあ明日な』




[うん バイバイ]




咲達は修平と別れ帰った。