そして下駄箱へ行き靴を履く。




『イタッ』




愛が靴を履いた瞬間言った。




「どうしたの?」




愛は靴の中を払った。




『画鋲?』




咲も目をやる。




愛の靴からは画鋲が一つ出てきた。




『何で、こんなとこに入ってるんだろう?』




「何かの拍子に紛れ込んだんじゃない?」




『う~ん』




不思議そうな顔をする愛。




『まっいか 紛れ込んだんだよ 行こ?』




「そうだね 見学行こ」




そして咲と愛は陸上の見学へ行った。