{このまま寝そう}




ウトウトしていたら携帯の着信が鳴った。




♪♪♪♪♪




「もしもし?」




『ぁっ 俺、修平』




電話は修平だった。




「どうしたの?」




『咲ちゃん 親大丈夫だった?』




「ビンタくらった~」




『マジで? 何か巻き込んで悪かったな』




「修平くんは悪くないよ ついってたの私だし言いだしっぺは愛ちゃんだし 笑」




『確かにそうだ 笑』




修平は笑っていた。




『明日はしゃあねぇから授業受けるかぁ』




面倒くさそうに言う修平。




「だね~ その前に先生に呼び出しくらう予感 笑」





『ゲッ あり得るかも』




「まぁ3人一緒なら怖くない!!」




『おぉ 何かあれば俺がか弱い2人を守ってやる!!』




「うん よろしく頼んだ!!」




『おぅ じゃあ明日な』




「うん」




プープー




電話は切れた。



「私、話とか苦手なのに普通に喋ってた……」




ふとそんな事を思った。