春の風が心地よい。




咲達は適当に座りお弁当を広げた。




他愛のない話をしながらお弁当を食べる。




そんな時間が楽しく思えた。




お弁当を食べ終え、修平は寝転んだ。




『あ~』




寝転んだまま伸びをする修平。




『愛も』




愛も修平の隣に寝転ぶ。




「じゃあ私も」




咲も修平の隣に寝転んだ。




『昼食ったら寝みぃ』




修平が言う。




『じゃあバックレる?』




愛が言う。




『ぉっ 良いね♪』



修平が笑顔で答える。




『マジ? じゃあバックレ決定!!』




愛が楽しげに言う。



「流石にヤバくない?」




『でも咲ちゃんノートにイタズラ書きしてたじゃん 笑』




ニカッと笑い言う修平。




「だって勉強ダルいんだもん」




『じゃあバックレ決定だな!!』




手を伸ばし私の頭をポンポンと叩く。




『じゃあ鞄持って退散だ!!』




愛は満面の笑みで言う。




咲も2人につられてバックレるハメになった。