そして翌日。




「行ってきます」




『朝食ぐらい食べなさいよ』




毎日のように言われる。




「いらない」




『全く……』




母は呆れ顔で言う。




咲はそんな母も無視し玄関を出る。




途中で愛と合流し学校へ向かう。