直人は酔った咲を抱えソファーに横にさせた。




「なおと~ 好き~ えへへ」




場が一瞬静まり返った。




『はっ 何言ってんの!?』




「たくも真も亜美もはるもだ~い好き チュ~する~ぅ」




咲はベッドの前に佇んでいた直人の手を引き寄せた。




「チュ~するの~」




『たくも真も亜美もはるもチュ~するの~』




『つか酔っ払いは寝ろよ』




直人は手を離し布団を着せるとベッドに横たわった。




「なおと~ この髪色おかしいよ~」




『うっせぇな』




「なお~と~」




咲は直人の頭をポンポンと叩いた。




『ってぇな つか寝ろよ?』




「じゃあ直人と寝る~ぅ」




『はっ バカ言うなよ』




『ヒューヒュー 直人くんはモテモテだねぇ』




たくがハニカミながら言った。




『ちげぇよ こいつが勝手に酔ってんだろ!!』




たくに言い返してる内に掴んでた手の力は抜け咲は眠りについてしまった。
 
 
 
 
 
『つか寝たゎ』




咲が寝た後も家飲みは続きみんなそれぞれ酔いつぶれ起きた頃は朝になっていた。