『俺の彼女も事故死したんだ だから咲ちゃんの気持ちは凄い分かるから』




「真 ありがとう 私前向いて歩いて行くから大丈夫 辛いけど悲しいけど前向いて歩いて行くから それにみんながいるから」




『そうだよ 咲ちゃん 何かあったらこの俺様に頼りなさい!!』




『あんたもバカだねぇ そんなお気楽なあんたに頼れる訳ないじゃん ねぇ咲ちゃん』




はるが言う。




『つかバカバカバカバカ バカにすんな!!』




『だってバカじゃん』




『そりゃバカですけど!?』




『認めてるじゃん バカ決定!! 咲ちゃん 今度からこいつはたくじゃなくてバカって呼んでいいからね』




『つかお前らねおと漫才でもすれば!?』




と直人。




『はっ!? やめてよ バカが移る~』




『バカ 泣いたらお腹すいた 何か奢って』




『え~ 咲ちゃんまでバカ言うのかよ~ 僕ちん泣いちゃうよ エ~ン エ~ン』




たくは指を目にあて泣き真似をした。
 




そして咲のバカと言う言葉に笑いがこぼれた。