咲は心が一杯になり涙がこぼれ落ちそうになった。
咲は涙がこぼれないよう上を向いた。




「しゅうちゃん 星綺麗」




『おぉ』




「私、学校には行きたくない だけどしゅうちゃんは好き……」




『学校来なくても俺が会いに来るから』




「しゅうちゃん………」


修平は咲をギュッと抱きしめ頭を撫でた。




『今までごめんな……』




咲はコクンと頷く。




『咲 好きだよ』




「私も」




修平は咲の顔を見つめ手で涙を拭った。




『咲…… 怖くない?』




「しゅうちゃんなら怖くない」




咲がそう言うと修平は咲の唇に優しくキスした。




『よし じゃあ暗いから帰ろうな?』




「うん」




『毎日会いに来るから!!』




「うん」




『家まで送る』




修平はそう言い咲の手を握り咲の家まで歩いた。




『じゃあ明日』




「うん」




修平は咲のおでこに優しくキスをし手を振り帰って行った。