「嫌!!」




咲は抱きしめてきた修平を突き飛ばした。




「触らないで!!」




『咲…… 俺どうしたらいいの?』




「もういい!! 電話もメールもしてこないで!!」




咲はそう言い教室を飛び出した。




『咲 待って……』



『つか今はそっとしとけよ?』




『お前にそんな事言われる筋合いないわ!!』




『何だよ 元々お前のせいなんだからさ?』




『煩いんだよ!!』




そう言い修平も教室を飛び出した。