そして1ヶ月後。
咲は久々に学校へ行く事にした。
本当は行きたくない。
だけど修平ともちゃんと話をしなければならない。
そんな思いもして学校へ行った。




教室へ入ると一目散にに修平が駆け寄った。




『咲 何で? 電話も出ないしメールも返してくれないし』




「ごめん でももう無理」




窓際では河野が腕を組み笑ってた気がした。




その時、直人も登校してきた。




『あれ お前大丈夫なのか?』




『お前何か知ってんのか? お前が何かしたのか?』




『うっせぇな つかそこの女こっちこい』




直人は河野を手招きした。




『なに~ 何か用?』




『何か用じゃねぇわ ブスが!!』




『ブスって何よ?』




『はっ!? ブスにブス言っちゃあいけねぇのかよ!? つかこいつはなお前のせいでいじめにあってたんだよ!!』




直人は修平の胸ぐらを掴み言った。




『はっ!? 俺のせい?? 意味分かんないんだけど??』




『はっ!?じゃねぇよ クソガキが!! この女、昔からお前の事が好きだったんだって だけどお前は見向きもしない だからお前に近づく女はみんないじめてたんだと こいつはお前とつき合ったせいで数人の男に襲われたんだよ!! そうだよな!?』