目を覆われていた手は離され目を開くとと中田先輩と数人の男の姿があった。




「ん~~」




タオルで口を縛られていて声が思うように出ない。




『咲ちゃん 俺やっぱ咲ちゃん諦めれねぇ あっ こいつらも咲ちゃんの事好きなんだって だから今日は咲ちゃんを俺達だけの女にしてやるよ』




ニヤニヤしながら言う中田先輩。




「は~して(離して)」




『助け呼んでも無駄だよ 笑』




「いぁ~『嫌』」




すると河野が近づき咲の顔を掴み言い放った。




『修平さ私子供の頃から好きだったんだよねぇ だ・か・ら修平と仲良くする女はみ~んなムカつくの 修平に近づく女はみ~んなムカつくのだからこうやって苦しめてやるの 私も胸が苦しいから 笑』




河野は不適な笑みを浮かべ言った。