先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*


一瞬で緊張も吹き飛び、テーブルの前の座布団に座りこんだ。


あたしって我ながらゲンキンだ。



お料理は、お刺身に小鍋、天ぷら、ステーキ、釜飯。


その他いろいろだ。



「ほら、千沙」


呼ばれて顔をあげると、

向かいに座った祐輔がオレンジジュースの瓶を差し出してる。


あたしは慌てて伏せたグラスを起こして、

祐輔についでもらった。


「ありがと」

とお礼を言ってるそばから、

祐輔は自分のグラスに瓶ビールを注ぐ。



「わ、ごめん」


「いいから」


「…ありがと」



あたしはあげかけた腰をおろして、もう一度お礼を言った。



ここはあたしがビールを注ぐべきだったよね。