先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*


あたしは女将さん達と顔を合わせるのが恥ずかしく、うつむきながら着いていった。



祐輔のバカ~!!


あたしはキッと祐輔をにらむ。


対して、祐輔は上機嫌で女将さんの後を歩いていた。



罰ってこういうことだったのね。


祐輔はきっと、見られてることをわかってやったんだ。



もう、もう、もう!


祐輔に文句を言いたい気持ちをなんとか抑えた。


これ以上恥をかくのはイヤだ。


しばらく、祐輔なんて無視してやる。



祐輔はフロントで手続きをし、

そこからは担当の仲居さんの案内で部屋まで向かった。



「わ~、ステキな部屋!!」


あたしは部屋に入って第一声に歓声をあげた。


祐輔には怒って話しかけてやらないんだからって、さっき思ったことも忘れてしまう。



部屋はとても広かった。