チクチクと
周りの視線が
痛い・・・。


「茉琴?」
悠夜が茉琴を呼んだ

「あった?」
茉琴は、
気にせずに聞いた。

「ん・・・
あった。」
悠夜のだした辞書は、
ボロボロだった。

「・・・
なにこれ」
茉琴が
聞いた。

「ごめん」
悠夜は、
苦笑して
言った。

「最悪・・・」
茉琴は、
辞書を受け取って
教室を出た。