「何を、言ってるんですか…?
僕は麗さんを守り抜く覚悟ぐらいはできています。
忙しくて麗さんが不安だって言うなら、他の病院に移ります」
「それはやめて!」
いきなり大きい声を出したあたしに、先生が一瞬目を大きく見開いたのがわかった。
「ほんとに、もうしつこいですよ…
あたしは、先生が好きじゃなくなったんです。
いい加減、わかって下さい」
「そんな…
簡単に、納得出来る訳ないでしょう!?
君は、そんなに簡単に人を嫌いになったりしないはずだ…」
胸がざわつく。
決意が揺らぐ前に、早く……
「勝手な推測はやめて下さい!
はっきり言って迷惑です。
もう二度と、あたしに近寄らないで!」

