倒れたんだから当たり前って考えてたけど、実際言われると落ち込むよね、
「無理をしないで規則正しい生活をするようにしてきたはずだし、お医者さんからもそう言われていたはずだよ」
自分で分かってるよね、って先生は付け足して。
「最近の君の生活は、規則正しいなんてもんじゃなかった。
朝は病院から学校に行って、また病院に戻ってきて。
ろくに何か食べる訳でもなくおじいさんの傍にずっとついていて。
自分のことは二の次で、おじいさんの看病してた。
ほんとに………
君の体調の変化に気づけなかった自分を恨んだよ。
心も体も、こんなにも悲鳴をあげていたのにね……」
ちがう。
「違います。
先生のせいじゃありません。
あの時はもう、自分のことなんてどうでも良かったから……ケホッ……」
先生が横になって楽にして、って言うから素直に横になる。

