今日にしよう。
引き延ばしたって仕方ない。
これ以上、生きてる意味なんてないから。
この晴れた晴天の日に
あたしはおじいちゃんのところにいきます。
あたしはそのまま病室を抜け出して、屋上へと向かった。
屋上は、朝早いということもあってか、誰も居なくがらんとしていた。
良かった………。
ほっとした。
誰かいたら死ねないもんね…。
ゆっくりと歩き出す。
端まで行き、立ち止まった。
次々と蘇る、おじいちゃんとの思い出。
まるで走馬灯のように、次々と。
あたしの頭の中を、駆け巡る。
楽しかったなぁ、、
気づくと自然に泣いていた。
なんで泣いてんだろ、自分で決めたことなのに。

