重い体を引きずって、なんとか病室にたどり着く。 だるい体を休ませたくて、椅子に座る。 そして、おじいちゃんの手を握った。 遅くなってごめんね、って言いながら。 堪らなく喉が渇いたから、水を飲もうと椅子を立った。 途端、目の前が真っ暗になる。 誰かがあたしの名前を呼んだ気がしたけど、 そのまま意識を手放した………………。