時刻は朝の3時。




あたしこんなに寝てたんだ………。






おじいちゃんには悪いけど、病室の明かりをつける。




バックの荷物を、
出来る限り病室の棚に移した。





また明かりを消す。





途端に襲ってくる孤独感。






ほんとは辛い。


誰かに弱音を吐きたい。


思いっきり泣きたい。




でも





そんなことはしちゃいけない。





一時的に心が軽くなっても、意味がないから。





所詮みんな、上辺だけだから。





誰かに涙なんて見せないんだ…………。