ゆっくり携帯の画面を見てみると、
“Reo”
と表示されていた。
やっぱり外人・・・
だってさっき
プリーズコールバックって・・
コールバックしてもらってんのに
本人でないって・・・
それもReo君がかわいそう・・・
「は、はろー・・？」
私は反射的に出てしまった。
「Hello...?Who are you?」
ふ、ふーあーゆー・・・？
ってなんだっけ・・・
「あ、あいむ、ひなた。りゅうやず
がーるふれんど・・・？」
「girlfriend??ryuya's?」
「い、いぇす！」
「何で彼女が出る訳？！」
「・・・へ？」
に、日本語？！
Reo君日本語しゃべれんの？！
てか・・・
男の子の声じゃないよなぁ・・・
ってことは・・・
「竜矢の彼女？」
「そ、そうですけど・・・」
「何で彼女が彼氏の携帯にでるの？」
「いや、それは・・・」
「携帯チェックしてたってわけだ。」
「い、いえ！してません！ただ、うちに
竜矢が携帯を忘れたから・・・」
「うち、ってあなたんち？」
「はい・・・」
「ふーん。」
あ、この人は誰なんだ・・・？
